以心伝心
トリニテイーはいたのだ、赤いカプセルで新しい世界が…
以心伝心は現実に存在する。(家内が私の弁解に無言でいるときなど) ところが、患者さんとの間にも平和的な以心伝心は存在する、フツーに医療は成立する。
◯◯さんと私の関係は、長年、まさに以心伝心で成り立っていたのだ。
◯◯さんは視覚こそ問題ないが、聴覚障害のうえ会話ができないハンディを持っていらっしゃった。
(私は、健診でこそ問題ないとされるが、言う事を聞いてないとか、言葉が足りないとか、視野が狭いとかなじるヒトが、家の中にひとりいて困っている。)
◯◯さんと私のコミュニケーションの大部分は、こ家族の手話をのぞけば、終始無言のやり取りであったが、それでも治療は成就した。
インフォームドコンセントとは言うが、会話が必須とは限らない気がする。
沈黙は金とも言う、聖書の時代から、言葉は時に諸刃の刃でもある。
彼女とのように、以心伝心の治療もオツではないか。
before 
初診時の◯◯さんは、おそらく成長期の喘息のせいでもあろうが、歯列不正も重度であり、咬合もままならないのである。
御本人は、そもそも歯医者が大の苦手であった。それでも矯正、補綴を駆使した、長期にわたるフルバージョン歯科治療を頑張ってくれたのだ。


